Tokyo Girls Collection

女の子の祭典、東京ガールズコレクションに行ってきた。え?仕事ですよ仕事、はい。出展者カードの力のおかげで、アリーナまで自由に出入りできてかなり楽しかったですが笑。宮川大輔大沢あかねが司会、間近で憧れモデルが見れるファッションショー。


それはさておき、このイベントに協賛している企業をマーケティング的視点から見ると、トヨタユニクロはさすが。トヨタヴィッツの宣伝では梨花がパリのおしゃれな日常を演出、ヴィッツ自体にはほとんど触れていない。要は、商品そのものの広告ではなく、商品があることで生まれる楽しい日常や、おしゃれな毎日の「経験」を伝えていた。


鯖江のメガネも恐れ入った。普段、モデルはメガネをかけないだけに、モデルにメガネを着けて歩かせると、これがもの凄い似合う。当日のレポートがあるのでぜひサイトを見て欲しい。↓↓↓
http://gw.tv/tgc/index.html


やっぱこういうのってインパクト勝負ですよね。街で商品を見た時に、「あ、あの時の!」っていう風に思い出してくれるような仕掛けが必要。全然関係ないけど、ココリコ遠藤に会場歩いてて遭遇しました笑。JUJUのライブもあり盛り上がってたし、可愛い子も多いし、楽しい「仕事」だったな〜。

たまには政治家の話を聞いてみる

グロービスCEOの堀氏、自民党佐藤ゆかり衆議院議員民主党鈴木寛参議院議員が、「国を支える価値を創る〜一人ひとりの日本ブランド戦略〜」というお題でパネルディスカッションする講演会に行って来た。順調に始まると思いきや、鈴木氏が1時間の遅刻、小沢氏の問題でちょいちょい緊急のミーティングがあったらしい。堀さんが「結局小沢さん辞めるんですか?」ともろに突っ込んで聞いていたが、さすがにお茶を濁した返答だった笑。


さて内容だが、かなり面白かったように思う。

日本の強み

法治国家組織力、勤勉、わびさび、奥ゆかしさ、謙虚さ。日本らしいやり方で世界に存在感を示したらいいと思う。例えば「静かなリーダーシップ」、仲を取り持つような、世界の利害調整役等。しかし使い勝手の良い国家と思われたらだめ。

日本のブランド力

低下傾向なのが「政治力」「相対的な経済力」
増加傾向なのが「安全」「文化」等のソフトパワー
ではなぜそのソフトパワーが強くなってきたのか。それは戦争のない平和な60年間があったからではないか?その例として、Wikipediaの検索上位語を上げていた。フランスのWikiでは政治関連の検索がトップ10を占めるのに、日本ではマンガとエロがトップ10なのだそうだ。いかに平和であることか涙。

首相や閣僚のぶら下がり会見は辞めた方がよい??

もちろん事前に何を言うか考えてから臨んではいるだろうが、ほぼ毎日記者に囲まれてコメントする場があるし、しかもその時のコメントが全世界に発信される。酩酊会見も然り。そして記者の方も稚拙な質問をしてワイドショーのネタ探しになっている。「首相は給付金をもらうんですか?」「バーはいくらするんですか?」。本当に国民が聞きたいことを聞けていない。海外では首相が発言する機会は戦略的に限定されていて、それだけに一回一回の発言に重みがある。

東京メディカルコリドール構想

鈴木氏が提唱。東京駅〜新宿駅の中央線沿線のメディカルの集積を目論む。人口は減るけど、高齢者人口は増える。ということは医療や介護の分野で技術革新が進むということ、これは日本の大きな強みになる。医療や介護が発達すると、医療機器や医薬品の需要が生まれ、機器や薬などのハードの発達はそれを扱える人材やハードとソフト(医療や介護)を結びつけるコミュニケーションを創出する。今までと異なり、サービス業を支える製造業が生まれる。

弱みを強みに

日本人はアピールすることが苦手。だったらそれはそれでいいんじゃないか、という堀氏の発想。日本人が日本人のまま、文化を大切にしながら発展していったら、日本人の良さは海外の人がある意味勝手に見つけてくれる。現に、日本にやってくる外国人は日本の雰囲気や元来持つやさしさに触れる経験をしたがっていて、例えばスキー場で英語も通じないペンションや旅館に泊まる外人は日本ならではのおもてなしを受けたく、アニメが好きな外人は日本語の原書のマンガを手に入れたく、満員電車に載る外国人は日本独特の経験をしたいのだ。つまりこちらが発信しなくても、価値を感じていてくれる部分があるのだ。


佐藤議員も鈴木議員も政治の世界ではまだまだ若手。でもその志を聞く限り、日本も捨てたもんじゃないと思えたし、政局は今どうなるか全く読めないけど、とりあえず自分のできることを頑張ろうって思った。

3年目研修終〜わり

事務系、技術系、同期の全員が集まる集合型研修が3日間行われた。内容は「論理的思考力」の強化。研修の先生はこの分野では有名な船川氏。
http://www.globalimpact.co.jp/index.html
たまたまではあるが、グロービスにいらっしゃった方だ。


今回の気付きはというと・・・
①前提を疑う。人は隠れた前提を持っている。
②不確実性をなるべく排除する。
③チームでは説得より納得を醸成することを心がける。
④チームでの議論では、シナジーを出せる雰囲気作りが大事。


といったところか。
特に自分に足りないなと感じたのは、チームでの振る舞い方。論理的に物事を考えるだけではだめで、プラスでコミュニケーションが成り立って始めて論理的思考力を使えると言える。また今回やってみて、チームで力を発揮することの凄さを実感した。チーム力を、発揮しない手はないなと思った。普段の仕事も、もっとチームで動く、自分から働きかける、そんな観点を忘れずに精進していきたい。でも、同期ってやっぱいいもんだ。総じて楽しい研修でした♪

引退

所属グループには、それこそゆりかごから墓場まで、新人から定年する人までが在籍している。その中で一人、2月末日をもって、現役を引退された方がいた。


2年前に定年を迎え、再雇用という形で延長して働いてた方である。定年前と、再雇用では給料も数百万も違うし、仕事内容も予算を追うというような営業マンばりのことはせず、内勤スタッフとしてインフラ作りに勤しんでいた。


何十年も働いてきた、というだけでも尊敬に値する。それなのに、最後はどこかあっけなく、どこか寂しそうな感じであった。社内のちょっとした会議室で花束を渡し、挨拶をいただいた、それだけだった。最も、3月に入って大送別会をやる予定ではあるが。


このグループにいると、そんな会社生活の終わりまで垣間見ることができる。終わりを知って、自分がさぁどう動くか、that is the question。

Essentials of Finance Day 4

ファイナンス基礎4日目の授業。今日の発見は「ポートフォリオ理論」。簡単に例えて言うと、「Don't put all of your eggs in one basket!(ひとつのかごにすべての卵を入れるな!)」。つまり、落としたら全部割れてしまうから、リスクは分散しよう(=ポートフォリオを組もう)という意味。


投資のリスクは「ユニークリスク」と「マーケットリスク」の2種類からできていて、前者はその投資対象固有の原因により影響を受け、後者はすべての市場にある資産が影響を受けるだ。ある特定の産業に発生するリスクは前者、景気や為替など全体に影響するのが後者といったところ。たとえば天洋食品毒餃子事件はユニークリスク、サブプライムの破綻はマーケットリスクだ。


ポートフォリオ理論は、投資対象を分散させることによってユニークリスクを減少させることができることを説明している。株で言うならば、5−6つ、投資対象を分散させるとユニークリスクが0に近づき、それ以上分散させてもほんの少しずつ減少してはいくがほとんど変わらないそうだ。業界の全く違う5社、あるいは展開する国の違う5社、景気の良い時に収益を上げる会社と不景気でも収益を上げる会社のミックス、といった選び方をする方が、たったひとつの会社に投資するよりもリスクが低い。


ただしマーケットリスクは分散では取り除けない。たとえ5−6社に投資していたとしても、サブプライムによるこの経済危機は避けられない。製品は世界中で売れていても、輸出企業の為替リスクは避けられない。


普段の営業の仕事でも、ファイナンスでなくても、このリスク分散という考え方は応用できそうだな〜って思った。自分の担当企業間のポートフォリオ、数ある製品群のポートフォリオetc...

採用セミナー

月曜日、人事部に呼び出され、採用セミナーのお手伝いに行ってきました。「若手営業マンとして、日々の業務や今何を考えていて、将来どんなことを思い描いてるかを語って欲しい」とのことで、約20分ばかりPPTをいじりながら語ってきました。午前700名、午後700名のばかでかい会場でしたが、これぐらい数が多いと逆に気にならないもんだね(笑)


セミナー終了後に、社員が会場にちらばって自由に質問をする時間があったんだけど、ここでイマドキの学生の傾向が顕著にわかった気がします。「海外志向」「B2B志向」。その肩書きを持つ社員のところに人だかりが集中!やっぱ泥臭い国内営業とかは距離を置きたいんだな。でも実はどこの部署でも泥臭いんだけどね。食品の海外なんて一番どろどろ。山を越え、谷を越え、市場(イチバ)を回るような毎日。この入って感じるギャップをいかに乗り越えられるか、それは志があるかないか、いかに高い志かによる。頑張れ学生諸君!!


現場から離れて、たまにはこんな一日もいいね!

得意先新年会

ここ2週間くらい、得意先の新年会が多い。しかも場所はほとんどが千葉(涙)。


流通、あるいは卸店の得意先を中心にして、各メーカーが集まるのだけど、基本的な主旨は、今年も流通様、卸店様の商売が上手くいくように、メーカー側は精一杯提案していきましょう、力を合わせていきましょうというもの。メーカー間では時に競合相手となるが、この時ばかりは得意先を中心にして集まるので、敵も味方もあったもんじゃない。


食品業界の飲み会は、例えば、幹事としてはビールに気を遣ったりする。そのお店のビールの銘柄と、得意先の関係は調べておいて損はない。あとハウスさんがいると、いつも「ウコンの力」が配られたりする。飲み屋の食べ物についても、どことなく突っ込みや話題が多い気もする。まぁ人を知らなきゃ商売はできんので、こういった飲み会は損得なしに楽しむが勝ち。