内定者を祝う会

そろそろ今年の就活も佳境を迎える時期ではあるが、うちの会社では去年から内々定出しをしたその日に、「内定者を祝う会」なるものを開催している。内定の喜び覚めやらぬうちに、早く社員に溶け込んでもらい、早く同期となるであろう仲間と触れ合ってもらうのが主旨であり、東京支社に勤める若手社員はその会のヘルパーとしてよくお声が掛かる。さすが売り手市場。

うちの会社の志望動機を聞くと「人」と答える人が多くいた。
とても人を大切にしている会社なので、人事としてみれば非常に嬉しい限りだろう。それに目標となる人がいるがいるのは素晴らしいことだとおれも思う。

しかし「人」より前に、「将来やりたいこと」や「社会に対して貢献したい思い」、そんな声をもっと聞きたかったなぁ。あくまで個人的な意見ですが、やはりこの世に生を受けたからには果たすべき使命があると思っていて、まぁ使命という仰々しい言葉を使わずとも自分のエッジを利かした生き方があると思っていて、それを突き詰めて日々考えながら取り組むからこそ「これだ!」「これが自分の生きる道だ!」とまさに確信する瞬間があるんじゃないかなと。少なくとも自分はそういう「役割」みたいのを考えながら生きていきたいわ。

とはいえ人それぞれ、生き方は様々。安定を求める人もこの会社には多いのも事実。
組織の絆と組織の力は本当に強い。
さすが食品業界最大手である。