売上から利益へ

経営陣が社員に対して経営方針を説明する会議があった。とにもかくにも出てくるのは、原料高や為替のコストをいかに吸収するかで、社員に対して説明する内容にしてはちょっと夢のある話が少なかったように思う。株主に対して説明しているかのようだった。


勝間和代の本より抜粋すると、

日本は製造業が産業の中心だったことが、売上高重視の管理手法につながっている。昔はそれでよかった。しかし市場が飽和し、売上の伸びが鈍化してくると、必ず競争が激しくなってくるため、必ずしも売上高が利益に結びつかないことが増えてくる。でも現場は未だに売上至上主義、シェア主義で、一向に利益管理が浸透しない。それは利益を管理するための「マネジメントシステム」が現場に不足しているから。

というわけでまさにうちの会社はその典型であります。利益利益と、最近は頻繁に社内で言葉が飛び交うけど、そもそも利益とは何か、なぜ重要なのか、そういうベースとなる考え方をまず学ぶべきだと思っとります。

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─

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